システムキッチンを掃除しやすいものへ!収納計画の重要性とともに解説
キッチンは楽しく料理をする場所であるとともに、常に清潔な状態に保っておきたい場所でもあります。
油はねや生ゴミなど、掃除を面倒にする要因がたくさんあるキッチンですが、素材と収納にこだわることで、掃除しやすいキッチンにできます。
今回は、掃除しやすいシステムキッチンにするための素材選びと収納の重要性について解説します。
□掃除しやすいシステムキッチンにするには?
掃除のしやすさを高めるためには、各パーツの素材選びが重要です。
ここでは、素材の特徴とともにポイントを解説します。
1:カウンタートップ
ステンレスや人工大理石はそれぞれに魅力がありますが、最適なバランスを求めるならセラミックがイチオシです。
セラミックは耐熱性に優れ、調味料や洗剤による変色も少なく、傷にも強いため、長期にわたり美しさを保てます。
2:壁材
油はねや調味料の飛び散りで意外と汚れやすい場所である壁には、キッチンパネルがおすすめです。
キッチンでよく採用されるタイル張りの壁は多くのデザインがありますが、目地部分の汚れが目立ちやすく、掃除が大変です。
一方で、キッチンパネルは滑らかな表面で目地がほとんどないため、汚れをサッと拭き取れます。
3:コンロ
掃除のしやすさを考えると、コンロはIHクッキングヒーターです。
IHクッキングヒーターはフラットな表面が特徴で、使用後のお手入れはサッと一拭きするだけで済みます。
また、ガスコンロを選ぶ場合でも、トッププレートがガラスタイプのものなら掃除しやすいです。
五徳などのパーツを取り外して掃除をする必要があるので、IHに比べると手間は少々増えますが、それでも便利さは抜群です。
□掃除しやすくするには収納計画も大切
*収納計画の重要性
キッチンが散らかっていると掃除の効率が下がるため、キッチン本体や背面カウンターに十分な収納スペースを確保することが大切です。
最近のシステムキッチンは十分な収納スペースを確保できますが、どれくらいの収納量が必要かは各自で確認しましょう。
キッチンの現状を写真に撮り、それを元に収納計画を立てると、何が足りないのか、どんな収納が必要なのかが明確になります。
*キッチン収納のアイデア
頻繁に使うアイテムは、取り出しやすく、かつ収納しやすい場所に置きましょう。
狭いキッチンスペースでは、動線をできる限り短くすることも収納におけるポイントの1つです。
また、吊るすタイプの収納や壁面収納は、空間を有効活用できるだけでなく、取りやすくなるためおすすめですが、掃除の手間が増えることに注意しましょう。
□まとめ
システムキッチンを掃除しやすいものにするためには、各パーツを汚れにくく、掃除しやすい素材にすることがポイントです。
また、キッチンは物が多く散らかりやすいですが、十分な量の収納スペースと動線を意識した収納にすることで、キッチンにおける不満を解消できます。
料理も掃除も楽しくなるキッチンにするために、ぜひ今回ご紹介した内容を参考にしてみてください。
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