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ウォークインクローゼットの湿気対策を解説します!

ウォークインクローゼットは大きな収納スペースを確保できます。
家族全員の衣類を全て収納できるようにすれば、各収納スペースが不要になるためスペースを効率的に活用できます。
しかし、ウォークインクローゼットでは湿気に注意が必要です。
今回はウォークインクローゼットに湿気がこもる理由とともに湿気対策を解説します。
 

□ウォークインクローゼットに湿気がこもる理由

 

*繊維の吸湿性

 
綿などの布製品は水分や湿気を吸収する性質があります。
洗濯後に水分を吸収した衣類は十分な時間乾かしてもなかなか乾かないことがあり、収納後のクローゼット内で湿気を発散するのです。
 

*換気不足

 
多くのウォークインクローゼットは、出入り口が一つで窓がないことが一般的です。
この設計上の特徴により、一度クローゼット内に湿気が入ると外に逃げることがないため、湿気がこもってしまうのです。
 

*建物の位置

 
家族が長時間過ごすリビングなどの陽当たりを優先するため、ウォークインクローゼットは建物の北側に配置されることが多いです。
北側に設置されることにより、冷たい壁面で室内の暖かい空気が冷やされ、湿気が生じやすくなります。
 

□ウォークインクローゼットの湿気対策

 
1:衣類の収納方法
 
衣類と衣類の間には適度な隙間を空け、空気の流れを確保しましょう。
虫干しをして衣類にこもった湿気を取り除くのも効果的です。
また、空気が循環するように、衣類ケースは床に直置きせず、すのこの上に置くような工夫しましょう。
 
2:除湿剤と除湿器の活用
 
コンパクトなウォークインクローゼットには除湿剤が効果的です。
四隅に置くことで湿気を吸収します。
また、除湿器やサーキュレーターを使用して、湿気を効率的に排出しましょう。
 
3:換気の重要性
 
定期的にドアを開けて換気を行い、クローゼット内の空気を循環させることも重要です。
長い間ドアを閉めた状態のままにしておくと、他の部屋との温度差が生まれ、高温や結露の原因となり得るからです。
 
4:設備を導入する
 
換気のための窓や換気扇の設置も一つの解決策です。
ただし、結露や日焼け対策が必要なので、二重窓や遮光カーテンの導入も同時に考える必要があります。
 

□まとめ

 
ウォークインクローゼットに湿気がこもる理由は、衣類自体に吸湿性があること、換気が十分でないこと、北側に設置されやすいことにあります。
これらを解消して衣類や建物を湿気から守るためには、十分な換気ができるような配置と設備が必要です。
衣類間の距離を取り、除湿剤やサーキュレーター、場合によっては窓や換気扇の導入も考慮しましょう。
 
当社ではホームインスペクションを承っております。
ウォークインクローゼットを後付けする場合の、日当たりや換気問題についても詳しく調査いたしますので、ぜひご相談ください。
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