福岡のインスペクションならお任せください!

おうちの不安やお悩みはこちらへどうぞ 092-407-4950 【受付】9:00~21:00 不定休

ブログ


地震に弱い間取りとは?注目すべきは形状やバランスにある

「地震に強い家」というと、家そのものの強度の高さの方へ意識が向いてしまいがちですが、実は間取りも耐震性に強く影響します。
暮らしやすさ・デザイン性の高さ・開放感など、間取りに対して抱く理想は人それぞれです。
しかし、今回はもう1つの着眼点である「耐震性」にも注意を払ってみましょう。
ここでは、地震に弱い間取りの特徴についてご紹介します。

 

□地震に弱い間取りはバランスが悪い

 

地震に弱い間取りは、一言で表現すると「バランスが悪い」という共通した特徴があります。
注目すべきは、壁・柱・窓の位置関係です。

例えば1階と2階で柱の位置が揃っていない場合、それは地震に弱い間取りになってしまいます。
なぜなら、地震による力が分散しにくくなってしまうためです。

このように考えると、1階と2階は同じような間取りである方が良いことになります。
「シンプルな正方形や長方形」のほうが耐震性が高いといわれるのには、壁や柱のバランスが良いからという理由があるのです。

 

では、デザイン性が高く、開放感を演出できることから人気を得ている「吹き抜け」はどうでしょうか。
どうしても壁や柱の数が減ってしまう吹き抜けは、確かに地震に弱い間取りといえます。
ただ、筋交いや耐力壁といった構造を補強する部分がしっかりと東西南北にバランス良く配置されているのであれば、そこまで耐震性能が下がることはないでしょう。
これは、開放的な広い部屋にしたい場合や、ビルトインガレージを設けたい場合、そして窓を配置したい場合でも同様です。

このように、壁・柱・窓が偏ってしまう間取りになると、耐震性に影響する可能性が高まります。
間取りを考える際は、これら3つの要素のバランスが均等になるよう配慮することが大切です。

 

□地震に強い家を建てるなら

 

冒頭にて触れたように、地震に強い家を建てたいと考えた際、家そのものの強度ばかりに気を取られてしまいがちですが、その前に意識していただきたい点があります。
それは、「地盤の強度」です。

地盤は家を支える土台となる部分であり、土地によってその強度が異なります。
地盤が弱いと、災害が起きた際に被害が大きくなってしまう可能性があるため、「土地選び」にもこだわるのがおすすめです。
ハウスメーカーの建売住宅の購入を検討している場合でも、必ず土地の状態について確認するようにしましょう。

 

□まとめ

 

地震に弱い間取りとは、壁・柱・窓のバランスが悪いという特徴があります。
東西南北どちらにおいても均等に配置できるように、間取りを考えることが大切です。
また、地盤の強度について確認することも忘れないようにしてください。

プライバシーポリシー  /  特定商取引に基づく表記      Copyright (C) 2019 クマホーム. All rights Reserved.