今ある家の面影を残しつつ、修繕が必要な部分や古い部分を新しくするリフォームは、家を再び生まれ変わらせる魔法のようなものです。
しかし、中にはリフォームで後悔してしまった方も少なくなく、満足いくリフォームを実現するには現実的に考えなければなりません。
ここでは、リフォームでよくある後悔のランキングTOP4をご紹介します。

□リフォームでよくある後悔ランキングTOP4

【1位】サイズ感
部屋の広さに限らず、収納・リビング・キッチンのサイズ感など、特に間取りの変更を加えたリフォームにおいて、後悔してしまうケースが多くあるようです。
現時点では良いと考えていても、例えばお子様が大きくなってせっかく変えた間取りが手狭になることもあります。
サイズ感については実際に暮らしてみないとわからないところが多いため、後悔ランキングの中でもトップにあがりました。

【2位】収納
リフォームにおいて収納を新設することが多くありますが、使い勝手が悪かったり、位置が悪かったりで後悔しやすいリフォームとして挙げられます。
最近注目度が高まっている「ウォークインクローゼット」は、奥行きがしっかりなければ非常に使い勝手が悪くなってしまいます。
また、「パントリー」はこまめにお買い物に行くようなご家庭ではあまり使うことがありません。
収納の必要性や使い勝手はきちんと考えておきましょう。

【3位】配線
コンセントやスイッチの位置・数など、意外にも3位にあがったのが配線の問題です。
部屋の四隅に配置することの多いコンセントですが、間取りによっては真ん中にも配置した方が良い場合があります。
こちらも実際に暮らしてみないとわからないところが多く、後悔する方が多くいらっしゃるようです。

【4位】快適性
リフォームの際には、やはり家の機能的な面の向上も図りたいもの。
しかし、実際にはついデザイン性を重視してしまい、快適性が失われてしまって後悔するケースが多くあります。
寝室におしゃれなダウンライトを設置したものの横になると眩しすぎたり、大きな窓をリビングに設置したものの周囲の視線が気になったり。
実用的な観点からの検討が不足していないかチェックすることが大切です。

□リフォーム会社は慎重に選ぼう

リフォームをする上で最も大切なのは、リフォーム会社との相性です。
相性の良さはそのままコミュニケーションのしやすさにもつながり、こちらの要望が正しく伝わるかが関わってきます。

リフォーム会社にはそれぞれに得手不得手があり、軸としている考え方が異なります。
ご自身の目指すリフォームのイメージと合った会社を選ぶようにしましょう。
相性が良く、かつ実績の多いリフォーム会社であれば、安心してお任せできます。
心配な場合はホームインスペクションなどの第三者機関を入れると、客観的に判断できるためおすすめです。

□まとめ

リフォームでは、暮らしのイメージを具体的にしておくことが非常に大切です。
まずは日々の不満を上げてみて、リフォームで解消できないかを考えてみましょう。
リフォームで後悔しないためには、デザイン性や費用面だけで考えず、実際の生活をイメージすることで成功につながります。
当社では福岡を中心にホームインスペクションを承っていますので、お困りの方はぜひご相談ください。