今回ご紹介するのは、築40年の戸建てをリフォームする際の費用についてです。
築20年や30年の戸建てと比べて築40年は何が異なるのでしょうか。
ローンを組みたい方に向けて、ローンについても解説するので、ぜひ参考にしてみてください。

□築40年の戸建てをリフォームする際の費用は？

築年数が40年を超えている物件は、様々な部分にリフォームが必要です。
特に、耐震性や断熱性が十分でない可能性があります。
それらのリフォームを行う際の費用をお伝えしましょう。

まずは、耐震リフォームです。
築40年を超えている戸建ての場合は、現行の耐震基準を満たしていない可能性が高いです。
一般社団法人日本建設連合会によると、木造住宅の場合は1棟あたり12~25万円程度です。

実際の耐震リフォームにかかる費用としては、150万円程度を目安としてください。
耐震リフォームを施す部分によって、その額は変動します。

続いては、断熱リフォームです。
断熱性能はどんどん優れているものが出されています。
住宅の内壁に断熱材を施工するリフォームの場合は、1平方メートルあたり1万円～3万円でしょう。
窓ガラスを交換する場合は、約8万円ほどです。

□築40年戸建てのリフォームを行う際のローンの組み方とは？

続いては、築40年の戸建てをリフォームする際のローンの組み方についてご紹介します。

まず、利用できるローンは以下の2つがあります。
・リフォームローン
・住宅ローン

築40年を超える戸建ての場合だと、リフォーム費用が1000万円以上になることもあります。
その場合は、住宅ローンを選択することをおすすめします。
その理由は、金利がリフォームローンより低く、支払い総額も少なくなるからです。
多少手続きが煩雑になったとしても、費用を抑えられる方が良いですよね。

注意点としては、見積もりを行うことです。
ローンの申請をするためには、工事請負契約書の写しまたは確定した見積書が必要になります。
見積もりを出すために少し時間がかかることがあるので、できるだけ早くから行動することをおすすめします。

□まとめ

今回は、築40年の戸建てのリフォームについて解説しました。
築40年を超えている場合は、耐震性や断熱性にも気をつけてみてみてください。
また、ローンを組む際には、見積もりを出してもらうようにしましょう。