ウォークインクローゼットいらなかった？後悔しないためのポイント
家づくりやリフォームにおいて考える必要があるのが、収納スペースです。
家の空間を効果的に活用するために、ウォークインクローゼットを検討されている方もいらっしゃるかもしれませんが、実は「いらなかった」と後悔する方も多いのです。
そこで、今回はウォークインクローゼットがいらなかったと感じる理由とともに、後悔しないためのポイントを解説します。
□ウォークインクローゼットいらなかったと感じる理由
1:通路がデッドスペースになる
ウォークインクローゼットの設計において、避けられないのが通路部分です。
この部分は単なる移動スペースであり、実質的な収納としては機能しません。
貴重なスペースを占めるこの通路が、実はデッドスペースになってしまうのです。
2:洋服の見え方が変わる
ウォークインクローゼットであると、洋服の見え方が変わってしまうことがあります。
洋服の日焼けを防ぐために一般的に窓が設けられないため、照明依存となり、色の見え方が自然光とは異なってしまうのです。
3:ハンガー収納のデメリット
ウォークインクローゼットは、主にハンガーでの衣服収納を想定しています。
ハンガーによる型崩れを気にする方や、畳んで収納したい方にとってはウォークインクローゼットのメリットを感じられないかもしれません。
4:湿気対策が必要
ウォークインクローゼットは、通気性の悪さから湿気が溜まりやすいです。
除湿剤やサーキュレーターの設置が必須となり、また、着用後すぐに収納するのではなく、衣類を十分に乾燥させてから収納する必要があります。
□ウォークインクローゼットで後悔しないためのポイント
＊設置場所
ウォークインクローゼットの場所選びは、日常生活のリズムに合わせることが重要です。
家族の生活スタイルと寝室や浴室、玄関などとの位置関係を把握してから、使いやすい位置に決めることが後悔を避けるポイントとなります。
＊適切な広さ
想像以上にデッドスペースが生まれがちなウォークインクローゼット。
収納できるスペースの広さを正確に把握し、無駄なく効率的な収納計画を立てることが大切です。
＊使用目的
収納するアイテムや使用頻度、目的を明確にし、それに合わせたウォークインクローゼットの設計を行うことが重要です。
衣類だけでなく、季節物や来客用品など、あらゆる目的に対応できるよう計画しましょう。
□まとめ
ウォークインクローゼットはいらなかったと感じる方も多く、その理由の多くは通路によるデッドスペースの発生、窓がないことによる洋服の見え方の変化や湿気の発生などです。
本当にウォークインクローゼットを導入すべきか悩んでいる方は、ウォークインクローゼットの場所、広さ、目的を明確にすることをおすすめします。
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