イメージ膨らむ!注文住宅の間取りの上手な決め方って?
間取りを自分の思い通りに考えられるからと、建売や自由設計ではなく注文住宅を選んだものの、決め方がわからず足踏みしてしまってはいませんか?
間取りではデザイン性だけでなく、動線・部屋数・収納・設備・採光など様々な側面から考える必要があり、家づくり初心者の方にはかなりの難問です。
暮らしやすさにそのまま直結しますから、慎重に検討する必要があります。
そこで今回は、注文住宅の間取りの決め方をご紹介します。
記事後半ではチェックリストも公開しますので、ぜひご確認ください。
□イメージ膨らむ注文住宅の間取りの決め方3ステップ
*1.要望を洗い出し、優先順位を決める
例えば現在のお住まいで不満に感じている部分はどこでしょうか。
せっかくの注文住宅ですから、現状の不満点を解消できたら素敵ですよね。
家族間で要望を洗い出し、優先順位を決めましょう。
特に生活動線や家事動線に関わる間取りは、慎重に検討する必要があります。
暮らしやすい間取りを実現する大切な第一歩です。
*2.土地の形状や方角を考慮する
人通りが多い方に大きな窓を設けたリビングを配置してしまうと、リラックススペースにできません。
場所を変えるか、外からの視線を遮るような間取りを考える必要があります。
このように、土地の形状や方角によっては、適した間取りが変わってくることに注意が必要です。
バルコニーは必ず南方面に設置し、洗濯物が乾きやすい環境を整えましょう。
*3.土地全体のゾーニング
1つ前のステップでは家の中の間取りの位置関係について言及しましたが、ここで示すのは土地全体のゾーニングです。
庭や駐車場、ポスト、インターホンなども含めて、場所を決めましょう。
□これで大丈夫な間取りのチェックリスト
【間取りのチェックリスト】
・動線は確保できているか
・収納量は十分か、多すぎていないか
・防音性には配慮できているか
・外からの視線を遮れているか
・採光はできているか
・風通しは確保できているか
・コンセントや照明の位置と数は足りているか
・景観は良いか
・安全性や利便性に問題はないか
これら10個のチェックリストに従い、定まった間取りを見極めてみてください。
あらがあればどこかで引っかかります。
その場合はまた再度ご家族や建築会社と話し合い、納得いくまで煮詰めることが大切です。
□まとめ
今回は、注文住宅の間取りの決め方を解説しました。
まず大切なのは、ご家族の要望を洗い出すことです。
現在のお住まいで不満に感じていることやこだわりなどを洗い出し、暮らしのイメージを明確にしましょう。
そうすると、自然と理想の間取りが浮かんでくるはずです。