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建物の老朽化がもたらすリスクとその対策

建物は丈夫なように見えますが、老朽化は避けられないものです。
安全性が低下するリスクもあるため、老朽化としてそのままにするのではなく、老朽化による被害を抑えるための対策を講じる必要があります。
そこで、今回は建物の老朽化がもたらすリスクと老朽化への対策について解説します。

 

□建物の老朽化がもたらすリスクとは?

 

建物の老朽化は単に住みにくさを感じるだけではなく、以下の被害を発生させるリスクがあります。

 

1.災害時の安全性の低下
耐震基準に適合していない建物は、地震発生時に重大な損傷を受ける可能性があります。
特に1981年以前に建設された建物は震度5弱までの地震にしか耐えられない基準で建てられており、震度5強以上の地震が各地で発生している日本では老朽化した建物の倒壊リスクは高いのです。

 

2.外壁材の落下
外壁の劣化は、コンクリートの剥落などを引き起こし、通行人に危険を及ぼす可能性があります。
このような事故は、所有者の法的責任を問われる事態にもつながりかねません。

 

3.害虫・害獣の発生
建物の隙間や損傷した部分は、害虫や害獣の住処となり繁殖する恐れがあります。
害虫・害獣の発生は衛生問題を引き起こすだけでなく、建物の構造自体をさらに損なう原因ともなります。

 

□建物の老朽化への対策

 

建物の老朽化には抗えないものですが、老朽化の進行速度を抑えることはできます。
以下の方法で高い安全性を維持しましょう。

 

*定期的なメンテナンス

 

建物の小さな損傷も見逃さず、早期に修繕することで、老朽化が進むのを抑えられます。
日々の掃除に加えて、定期的に点検をすることも重要です。

 

*計画的なリフォーム

 

建物のリフォームを通じて耐震性や耐候性を高めることは、災害リスクを減らすだけでなく、居住の快適性を向上させることにもつながります。
費用はかかりますが、老朽化の影響を最小限にとどめられます。

 

*建て替えや住み替えの検討

 

築年数がかなり経過している建物の場合、建て替えや住み替えの選択肢もあります。
ただし、既存の建物を解体することになるので、これからのライフプランや資金計画を考えて実行に移る必要があります。

 

□まとめ

 

建物の老朽化は避けられないものですが、何も対策をしなければ災害時に倒壊するリスクが高まったり、外壁材の劣化や害虫・害獣の発生により周囲に危害を加えてしまったりする恐れがあります。
定期的なメンテナンスやリフォームを行うことで、老朽化の影響を最小限に抑えられましょう。

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