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空き家はどれくらいの頻度で管理すれば良い?

家は人が住んでいるからこそ長持ちするものであり、人が住まなくなった空き家は劣化が進むのが早くなります。
空き家で起こりうる様々なリスクを避けるためには、定期的なメンテナンスが欠かせません。
では、空き家はどれくらいの頻度で管理すれば良いのでしょうか。
今回は、空き家のメンテナンスについて解説します。

 

□空き家の管理が必要な理由

 

空き家に管理が必要な理由はなぜかをご存じでしょうか。
冒頭にて説明したように、家は人とともに生きるものです。
誰も住んでいない空き家は急速に傷みが進んでしまい、劣化や損傷が激しくなります。

 

その理由としてまず大きいのは、定期的な換気ができないためでしょう。
人が住んでいれば必然的に空気の入れ替えが行われるため、室内に溜まった湿気を外に逃すことができます。
しかし、誰も住んでいない空き家では当然ながら換気をする人がいません。
窓を開けたままにするのは防犯面から良くありませんので、定期的な換気ができない空き家が傷んでしまうのは避けられないでしょう。

 

次に、トラブルを早期に発見できないことも理由として挙げられます。
毎日住まう人がいれば早期に発見できる箇所でも、空き家では常に人の目があるわけではないため、早期に発見するのは非常に難しいです。
放置されたトラブルは徐々に家を蝕み、最終的には腐敗や大きな被害に繋がる可能性があります。

空き家は持ち主だけの問題ではなく、近隣の方にも迷惑をかけてしまう可能性があります。

 

例えば、定期的な草刈りができていなければ、夏場は害虫や害獣の温床になるかもしれません。
修繕が必要な箇所を見過ごしてしまい、倒壊の恐れが生じるほどにまで損傷が激しくなることもあります。
その場合には最終的に特定空き家に認定され、法的措置が取られる可能性もあります。
空き家を空き家のまま維持していくと決めたのであれば、しっかり管理していくことが管理者の責任です。

 

□空き家の管理に適切な頻度は月1回

 

空き家の管理は、月に1〜2回の頻度で行いましょう。
行うお手入れは以下の通りです。

 

・空気を入れ替える
・掃除する
・庭に不法投棄がないかを確認する
・郵便受けをチェックする
・雨漏りや腐食などがないか状態を確認する
・水回りを通水させる

 

このように定期的に管理すれば、1回のお手入れに必要な時間は30分から1時間程度です。
空気を入れ替える際は、収納棚も含めた家の全てのドアを開放して行いましょう。
これらの管理が難しい場合には、専門の会社に委託するなどして対応すると便利です。

 

□まとめ

 

人が住まない空き家は、家を劣化させる原因である湿気が溜まりやすいため、定期的な管理が必要です。
最低でも月に1回は直接訪問し、空き家の状態を確認するようにしましょう。
遠方に住んでいるなどの理由から管理が難しい場合には、委託するのも1つの選択肢です。
空き家の放置は他者にも迷惑をかけるため、適切な管理ができるように心がけることが必要です。

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