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高気密高断熱だと音が響く。性能が高いゆえの落とし穴とは

魅力たっぷりの高気密高断熱住宅ですが、その高機能ゆえの落とし穴があることをご存じですか。
実は音が響きやすい部分があり、その程度は体育館のようだと揶揄されることもあるほどです。
驚くことに、1階で卵をかき混ぜている音が2階の寝室まで聞こえることもあるという声があがることもあります。
このような事態は、高気密高断熱住宅を検討している方にとっては気がかりな部分ですよね。
そこで今回は、高気密高断熱住宅で音が響くメカニズムや対策をご紹介します。

 

□音が響く要因は高気密高断熱?!

 

高気密高断熱住宅の最大の特徴は、高い気密性と断熱性。
これにより家の中には隙間がなく、家は分厚い断熱材で覆われています。
そのため、外を走る自動車の音や飛行機の音などの騒音を遮ることも可能です。

 

しかし、外からの音を遮断するのと同時に、室内の音を反響させてしまう一面もあります。
音の正体は空気の振動。
一般的な住宅であれば逃がせていた室内の些細な音でも、高い気密性と断熱性によって音の逃げ場を無くしてしまうのです。
したがって、高気密高断熱住宅は音が響きやすい一面があります。

 

□事前にできる反響音対策4選

 

1.防音の床や天井にする
フローリングの床やビニールクロスの壁・天井は音が反響しやすいため、反響音対策には向きません。
防音仕様の床や天井にして、反響音に配慮してみましょう。

 

2.静音性の家電製品を使う
もしも家電を新調しようとお考えなのであれば、例えば空気清浄機や電子レンジなどは、静音性の高い物を選んでください。
トイレや洗濯機なども大きな音が出やすいので注意が必要です。

 

3.傾斜天井にする
平行な壁同士だと音が反射して反響音を助長してしまう部分があります。
音の反射を乱反射させるイメージで、壁や天井が平行になるのを避けましょう。

 

4.吸音材を取り入れる
例えばピアノのある部屋と寝室が隣り合っている場合、静かに過ごしたい寝室側には吸音材を取り入れるなどの工夫が効果的です。
さらに遮音材を取り入れれば、室内の音を反響させずに外へ漏らさないようにできます。

 

□まとめ

 

今回は、高気密高断熱住宅で音が響くといわれる真相や事前の対策について解説しました。
音は空気の振動ですから、空気の流れが室内だけで循環している高気密高断熱住宅だとどうしても反響しやすい一面があるのですね。
事前にできる対策としては、防音性や遮音性・吸音性を上げる方法や、音の小さな家電を使う方法などがあります。
ぜひ参考にしてください。

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