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総二階の家は雨漏りに強い?!陸屋根にする場合には要注意!

一階と二階の面積が同じである総二階の家は、シンプルでモダンな雰囲気を感じられる外観が特徴です。
そんな総二階の家が、実は雨漏りに強いことをご存じですか。
今回は、総二階の家と雨漏りの2つのキーワードで掘り下げていきます。
ぜひ最後までご覧ください。

 

□総二階が雨漏りに強い秘密は?

 

雨漏りは、家の隙間から水が入ってくることで発生します。
そのため、家の構造としてはシンプルで凹凸が少ない方が雨漏りに強いのです。
総二階は箱型で凹凸が少ない構造、まさに雨漏りに強い特徴に当てはまります。

 

下屋(げや)という言葉をご存じでしょうか。
屋根には、家の大部分をカバーする大屋根と、一階部分をカバーする下屋があります。

 

下屋は、二階よりも一階の方が面積が大きい場所に取り付けられているものです。

下屋があるということは、外壁との接合部分すなわち隙間ができるということ。
その隙間から雨漏りしてしまうリスクが高くなる可能性があります。
総二階でも玄関部分に下屋を取り付ける場合がありますが、ほとんどの場合はありません。

 

このような特徴から、総二階は雨漏りに強いといえます。

 

□総二階でも屋根によって雨漏りへの強さは変わる!

 

総二階は確かに雨漏りに強いですが、全ての総二階が当てはまるわけではありません。
先ほども少し触れたように、下屋がある場合には雨漏りのリスクはその分高まります。

 

他にも、陸屋根にする場合にも注意が必要です。

総二階の家でもキューブ型のような形にするために、陸屋根を採用する方も多くなってきています。
陸屋根とは、傾斜のない平らな形の屋根のことで、ビルや学校に用いられることの多い屋根です。

 

一般的な屋根は傾斜によって雨を下に落とす機能を持っていますが、平らな陸屋根では雨を下に落とすことができません。

長時間屋根の上に水がとどまりやすいため、雨漏りのリスクが高い傾向にあるのです。

 

そのため、総二階でも陸屋根にする場合には以下の対策を行っておく必要があります。
・水勾配や排水口の施工
・屋根自体の防水処理
・排水口の定期的な清掃
・継ぎ目部分の定期的なチェック

 

初期における防水対策はもちろん、施工後の定期的なメンテナンスをすることも大切です。
総二階で陸屋根をご検討中の方は、ぜひ参考にしてください。

 

□まとめ

 

今回は、総二階と雨漏りの関係について解説しました。
総二階は凹凸がない構造のため、雨漏りに強い特徴を持ちます。
しかし、総二階でも下屋があったり、陸屋根であったりする場合には注意が必要です。

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