クローゼットの湿気がひどい!放置すると臭いやカビの原因に?!
衣類や寝具を収納するため、衛生面には気を遣いたいクローゼット。
クローゼットの湿気が強い状態が続くと、嫌な臭いやカビの元になってしまうので注意が必要です。
今回はクローゼットの湿気がひどくなりやすい原因や対策を紹介します。
この記事を参考に、クローゼットの湿気を取り除きましょう。
□クローゼットの湿気がひどい!原因は何?
クローゼットは、元々風通しが悪い構造なため、湿気がひどくなりやすい傾向にあります。
扉を完全に閉めてしまうと空気の通り道は遮断されますから、湿気を逃すことも困難です。
しかし、他にも原因があることをご存じでしょうか。
クローゼットの湿気がひどくなりやすいのは、実は使い方に問題がある可能性も十分にあり得ます。
例えば、起きてすぐ布団を収納したり、脱いですぐの上着を収納していないでしょうか。
人の肌に触れていた衣類というのは、濡れたり湿っていなくても、水分がたくさん含まれています。
このままクローゼットの中にしまってしまうと、衣類や寝具から水分が蒸発して、どんどんクローゼット内の湿度が高くなってしまうのです。
□クローゼットに湿気がたまらないようにするには?
それでは、クローゼットに湿気がたまらないようにするためにはどうすれば良いのでしょうか。
ここでは5つの対策をご紹介します。
1つ目は、置き型の除湿剤を活用することです。
湿気対策に有効な除湿剤には、吊り下げるタイプと置くタイプがありますよね。
湿気は水分を含んでいて空気よりも重いので、置くタイプで床に近い場所からしっかりと除湿していくのが有効です。
2つ目は、空気の通り道を確保することです。
これは、定期的に扉を開けて換気するということではありません。
もちろんそれも大事なのですが、クローゼットの中でも空気が循環するように対策するとより効果を得られます。
物を収納しすぎない、壁や床にくっつかないようにすのこを活用するなど、空気の通り道を確保するようにしましょう。
3つ目は、素材別に置き場所を考えることです。
化学繊維や綿、麻の衣類は湿気に強いのでクローゼットの下の方へ、カシミヤやシルク、ウールなどの湿気に弱いものは上に収納しましょう。
革製品は繊細なので、必ずクローゼットの上の方にハンガーでかけましょう。
4つ目は、空気の入れ替えをすることです。
気にならないのであれば、常に少しでも開けておくと湿気がこもりにくくなります。
5つ目は、衣類や寝具はすぐにしまわないことです。
人の肌に触れていた衣類や寝具には、水分がたくさん含まれています。
風通しの良い場所で乾燥させ、湿気を飛ばしてから収納しましょう。
□まとめ
今回は、クローゼットの湿気がひどい原因や対策をご紹介しました。
クローゼットの湿気は、少しでも使い方に気を遣えば対策することができます。
今回ご紹介した内容を参考に、ぜひ実践してみてください。
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