湿気の多い土地は家の劣化を早める?!見分け方を伝授します!
湿気の多い土地は家の劣化を早めることをご存じでしょうか。
一世一代の家づくりなのに、土地選びの時点で悪い土地を選んでしまい、後悔してしまうなんてことにはなりたくありませんよね。
今回は、湿気の多い土地の見分け方を伝授します。
ぜひ最後までご覧ください。
□湿気の多い土地の見分け方は?
湿気の多い土地を見分けるには、湿気が多くなってしまう原因を理解する必要があります。
ここでは、湿気の多い土地によく見られる原因を見ていきましょう。
まずは、元々の地質的な問題です。
粘度性の高い土や赤土だと、吸収性や保水性が良く、常に水分を含んだ状態になります。
このような土質だと、湿気の多い土地となるでしょう。
次に考えられるのは、地盤や地形的な問題です。
もともと水田地やため池、沼地であった場所を埋め立てた土地である場合、周囲の土地よりも低い位置にあるため水が流れ込みやすかったり、土質が悪かったりして、そのままでは良い条件の家は建てられません。
また、長年駐車場として利用されていた土地も水はけが悪い可能性があります。
車の通行で長年固められた地質は、排水機能が低下していることも考えられます。
建設前に再整地していれば問題ありませんが、注意した方が良いでしょう。
高低差も問題の1つです。
土地が周囲よりも低い位置にあると、水がそこに流れ込み、溜まってしまいます。
湿気の多い土地は、水分を多く含んでいたり、水分が溜まりやすかったり、水分が外に逃げにくかったりする土地に多く見られます。
1つでも当てはまる場合は、避けた方が賢明でしょう。
□湿気の多い土地かのチェック方法はこちらを確認!
湿気の多い土地のチェック方法をご紹介します。
以下のリストをご確認ください。
・日当たりが良いのに苔が生えているところがある
・土がいつも湿っている
・雨が降った後にいつまでも水が溜まっている
・周囲の土地よりも低い位置に土地がある
・カビが生えている
・風通しが悪い
・日当たりが悪い
湿気の多い土地は、一戸建ての劣化を早めます。
土地が常に湿った状態はカビや腐食を引き起こし、またシロアリの好む環境を作り出してしまうのです。
これらは一戸建ての寿命を急速に縮めてしまう原因なので、十分に注意する必要があるといえますね。
□まとめ
今回は、湿気の多い土地の見分け方をご紹介しました。
元々の地質の問題であったり、過去の土地の用途であったりと、湿気が多くなってしまう原因は様々です。
土地選びの際は、土地の歴史や雨の日の土地の状態を確認して、湿気の多い土地を選ばないように気をつけましょう。