お風呂に入る際には注意!ヒートショックの対策について解説します!
冬場になるとよく耳にするヒートショックという言葉。
起こる原因や、症状、起きやすい場所を知っておくことで、適切な対策ができます。
そこで今回は、ヒートショックの基礎知識や、予防方法をご紹介します。
ぜひ参考にして、ご自身と家族の健康を守りましょう。
□お風呂で起きがちなヒートショックとは?原因や症状を解説します!
ヒートショックとは、急激な温度差を体が体感することにより血圧が大きく変化して、体に大きなショックをかける現象のことです。
冬は、リビングは暖かく、トイレやお風呂などは寒い場合が多いです。
そのため、家の中での移動だけでも、温度差により血圧や脈拍が急激に変化し、血管や心臓に負担をかけてしまうのです。
症状としては、めまいや意識を失う、また心筋梗塞に陥るなどのケースがあります。
また、部屋の移動だけでなく、浴槽のお湯に浸かる前後でも起きやすいと言われています。
特に、高齢の方ほど心臓や血管が弱くなっている場合が多いため、心疾患や脳障害など深刻な事態につながるリスクが高いです。
□ヒートショックを予防したい!対策を解説します!
この項では、入浴時のヒートショックを予防するための4つのポイントをご紹介します。
1つ目は、脱衣所を暖かくすることです。
脱衣所に暖房器具を設置して、他の部屋との温度差を小さくしましょう。
暖房器具が設置できない場合は、お湯を溜めた浴槽の蓋を開けておいたり、シャワーを高い位置からあてたりしてよく室内を温めると良いでしょう。
2つ目は、お湯の温度をぬるめに設定することです。
42度以上の入浴は心臓に負担をかけると言われており、実際に41度以上で事故が増えると報告されています。
熱い方が好きな方でも、ぬるま湯から段々と熱いお湯を足していくという方法をおすすめします。
3つ目は、お風呂からゆっくり出ることです。
お湯に浸かると、体が温まり血圧が低下するため、その状態から急に立つとめまいや失神につながります。
4つ目は、入浴前後は水分を摂ることです。
入浴中や直後は汗が出るため、血液がドロドロになり、血栓ができやすい状態です。
このまま血圧が上がると、脳梗塞や心筋梗塞のリスクが高まるので入浴前後は水をしっかり飲みましょう。
以上がヒートショックを防ぐために気をつけたいポイントでした。
入浴前は家族で声を掛け合い、万が一の時もすぐに気が付けるようにしておきましょう。
□まとめ
今回は、お風呂に入る際に注意したいヒートショックについて、基礎知識や対策をご紹介しました。
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