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住宅の基礎のひび割れが起こる原因とは?丁寧に解説します!

「家のひび割れが気になり始めた」
「このまま放置していて大丈夫なのかな」
このようにお悩みの方は多いのではないでしょうか。
そこで今回は住宅の基礎のひび割れの原因について紹介します。
お悩みの方はぜひ参考にしてみてください。

 

□住宅基礎のひび割れの種類について知っておこう!

ふと家を見たときに気がついていない間にひび割れが入っていたという経験はありませんか。
住宅の基礎部分のひび割れには複数の種類がありますが、大きく2つに分けられます。
ここではその2つの種類について紹介します。

 

*ヘアークラック

ヘアークラックとは幅が0.3mm未満で深さが4mm未満の亀裂やひび割れのことです。
この状態はうっすらとひび割れが見える程度です。
ヘアークラックは施工当初から起きる場合と徐々に起きる場合があります。
施工当初は乾燥による収縮によってひび割れが発生することがあります。

家を建てたばかりの場合は、数ヵ所のヘアークラックがあるからと言って基礎の強度の問題がないことがほとんどです。
ただし、基礎に全体的に大量のヘアークラックが見られる場合は注意が必要です。
特に、床下内部の基礎や底部分にいくつも亀裂やひび割れが確認できる場合は注意しなければいけません。
施工不良や養生不良の可能性があり、住宅の耐久性にも影響を与えるからです。

 

*構造クラック

構造クラックとは幅が0.3mm以上で深さが4mm以上の亀裂やひび割れのことです。
構造クラックは新築での発生はほとんど見られません。
もしあった場合は早急に点検してもらいましょう。

 

□ひび割れの原因とは?

ここまでは基礎のひび割れの種類について紹介しました。
どのような種類があるかについて理解は深まったと思います。
ここでは原因について紹介します。

1つ目は乾燥による収縮です。
乾燥収縮にはコンクリート表面から逸散する水分が関係しています。
コンクリートの体積に対する表面積の大きさが、乾燥による収縮に影響します。
体積が小さいにもかかわらず表面積が大きいと乾燥収縮量も大きくなり、ひび割れが発生しやすくなります。

2つ目は気温変化による収縮です。
コンクリートには、温度が急激に上がったり下がったりすると縮む性質があります。
この縮む力がコンクリートの引張強度を上回ってしまうと、ひび割れが起こります。

3つ目はコンクリートの中性化です。
中性化は、コンクリート中の水酸化カルシウムと空気の反応に関係しています。
水酸化カルシウムは、 空気中の二酸化炭素に反応してpHを失ってしまうとアルカリ状態から酸性へ傾きます。
これによって劣化が進み、ひび割れが発生してしまうのです。

 

□まとめ

今回は住宅のひび割れの原因について紹介しました。
お悩みの方はぜひ一度当社にご相談ください。

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