一戸建ての購入をお考えの方に知っておいていただきたいのが、ホームインスペクションについてです。
名前を聞いたことがあっても、どういうものかまでは知らないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで今回は、ホームインスペクションについて、そのメリットとともにご紹介します。
ぜひお役立てください。

□ホームインスペクションとは

まず、ホームインスペクションとは何かについてご説明します。
これは、住宅診断のことです。
アメリカでは取引全体の7から9割が利用しており、日本でも常識となりつつあるホームインペクションは「住宅の健康診断」と言われています。

住宅について専門知識を持ったホームインスペクター(住宅診断士)が、公平な立場で住宅の劣化状況や欠陥などを見極め、アドバイスを行います。
さらに、リフォームが必要な場合は、その方法や費用などのアドバイスもしてくれます。

購入前の一戸建てや売却前のご自宅に利用し、建物のコンディションを把握することで、安心した売買取引ができますね。
また、現在住んでいるご自宅に気になるところがあったり、原因がわからない不具合があるという場合にも住宅診断は有効です。
リフォームをお考えの方にもおすすめです。

□買主にとってのメリットとは

ホームインスペクションがどのようなものかご理解いただけたでしょうか。
次に、ホームインスペクションのメリットについて、買主の視点からご紹介します。

買主のメリットは、以下の3つです。

・結果が良ければ、安心して購入できる
・問題点が見つかれば、その負担を含めて購入の判断ができる
・購入後の補修やリフォームの計画を立てやすい

住宅は誰にとっても高額な買い物ですよね。
そこで専門家の意見を聞けるのは有意義でしょう。
実際、診断を行うと予想外の欠陥が見つかる場合もあります。

また、診断の結果をどう解釈し、判断するのかも重要です。
例えば、壁に入ったひびが今後心配する必要があるものなのか、問題がないものなのか、素人目に見ても判断が付かないことが多いですよね。
そのような時に、診断士の客観的な意見がとても役立ちます。

□まとめ

今回は、ホームインスペクションがどういったものなのか、そのメリットと合わせてご紹介しました。
住宅の欠陥や劣化状況を正しく把握するために、診断を受けることはとても大切です。
ぜひこの記事を参考にして、ホームインスペクションを行ってみてはいかがでしょうか。