一戸建ての外壁のひび割れにお悩みの方はいらっしゃいませんか。
そのような方の中には、ひび割れの原因が何かまでを知らない方が多いですよね。
そこで今回は、外壁にひび割れが起きる原因と応急処置について解説します。
ぜひお役立てください。

□外壁にひび割れが起きる原因とは？

丈夫なはずの外壁ですが、なぜひび割れが起きるのでしょうか。
その原因は2つに分けられます。

1つ目は、経年劣化によるものです。
経年劣化とは、一戸建てが完成してから年月が経つにつれて、自然と劣化が進むことです。
外壁は一年中紫外線や雨風にさらされていますよね。
そのため、このような劣化は避けられません。

少しでも綺麗な状態を保つためには、定期的なメンテナンスをしましょう。
また、外壁は膨張や収縮を繰り返しています。
塗料がこの動きについていけず、ひび割れが起きることも多いでしょう。

2つ目は、工事業者の施工不良です。
手抜き工事や間違った工事方法が原因で、ひび割れる可能性があります。
外壁塗装の塗り替え時期は、塗料の種類にもよりますが、10～15年周期が目安だと言われています。
それよりも早いうちにひび割れが起きた場合は、十分に乾燥していないにも関わらず重ね塗りをしていたり、下塗り作業を手抜きしたりという施工不良の可能性が疑われます。

□ひび割れを発見！応急処置方法とは？

では、実際にひび割れを発見した場合はどうすれば良いのでしょうか。
3つの段階に分けてご説明します。

1段階目は、ひび割れの幅を測ることです。
どのくらい危険なひび割れなのかは、その幅によって異なります。
幅が0.5ミリメートルよりも小さければ急いで対処する必要はありません。
しかし、それ以上の幅の場合は応急処置を施すことをおすすめします。

2段階目は、応急処置です。
1段階目の幅の確認で、0.5ミリメートル以上だった場合は応急処置を行うのがおすすめです。
自分でできる応急処置としては、コンクリートを塗布し、ちょうど良い量の水分を与えてコンクリート粉を定着させるという方法があります。
しかし、これはある態度の技量や経験が必要となるため、不安な方はすぐに工事業者に依頼するのがおすすめです。

そして、3段階目は、住宅診断を頼むことです。
自分で応急処置をしたといえど、それが長持ちするかはわかりませんよね。
また、初心者が行うとムラができる可能性があります。
そのため、完全に修理が必要な場合も、応急処置として自分で補修を一度行った場合も、住宅診断を受けるのがおすすめです。

□まとめ

今回は、外壁のひび割れの原因や、対処法をご説明しました。
外壁を綺麗に保つためには、メンテナンスが大切です。
ぜひ住宅診断を活用して、定期的にメンテナンスを受けてみてはいかがでしょうか。