「家の屋根が雨漏りしている気がするけど気のせいだろうか。」
「屋根が雨漏りしてしまったので修理したい。」
このようにお考えの方はいらっしゃいませんか。

本記事ではスレート屋根における雨漏りの理由とその修理の方法についてご紹介します。
お悩みの方の参考になれば幸いです。

□スレート屋根における雨漏りの理由とは？

スレート屋根とは粘板岩を薄い板状にした屋根材のことです。
スレート屋根ではどのような理由で雨漏りが起こるのでしょうか。
今回はその原因をご紹介します。

＊ひび割れ

スレートは塗装で水をはじいているのですが、塗装が劣化するにつれて水をはじく能力が弱くなります。
この状態で放置するとスレート屋根が水を含み、膨張します。
この膨張と水分が乾燥することでおこる収縮によって、ひび割れが起こります。

＊釘のずれ

スレートの固定には釘が使われています。
そのため、釘穴が広がってしまうと雨水が漏れやすくなります。

＊スレートの隙間が埋まる

スレート屋根は大雨の際に屋根材の下まで水が入り込むようになっています。
そしてその入り込んだ雨水を流すために、スレートの間に隙間が存在します。
長年メンテナンスをしていないと、この隙間に塗料や泥などが埋まってしまうことがあります。
すると、スレート屋根の裏側に雨水が溜まってしまい、雨漏りが起こります。

このような原因によって屋根からの雨漏りは生じます。
雨漏りの理由を知ることで対処しやすくなるでしょう。

□スレート屋根における雨漏りの修理の方法についてご紹介！

雨漏りしてしまった場合はどのように対処すればよいのでしょうか。
今回は修理方法を3つご紹介していきます。

1つ目は、スレート屋根のひび割れを修理する方法です。
マスキングテープとルーフキーパー、ヘラを用いて修理します。

まず、ひび割れしている箇所からホコリや汚れを取り除きます。
次に、ひび割れ箇所を囲うように、マスキングテープを四方に貼ります。
ひび割れ部分にルーフキーパーを塗り、3ミリほどの厚さで均等になるようヘラでのばします。
最後に、マスキングテープを外したら完了です。

2つ目は、欠けたスレート瓦を補修する方法です。
まず、欠けた箇所に残っている破片や汚れをしっかりと取り除きます。
その後、欠けた部分と同じ大きさ・形の屋根材を、接着剤やルーフキーパーで新しく取り付けて補修します。

3つ目は、細かいひびの修理方法です。
比較的小さく構造には影響しないような細かいひびのことを、ヘアークラックと言います。
このヘアークラックも、ルーフキーパーを使うことで補修可能です。
縦方向にできたヘアークラックは、スレート裏面のひびの左右にルーフキーパーを塗ります。
横方向にできたヘアークラックは、スレート裏面のひびの下にルーフキーパーを塗ります。

スレート屋根の雨漏りの原因を修理する方法を3つご紹介しました。
ご参考になれば幸いです。

□まとめ

今回はスレート屋根における雨漏りの理由とその修理の方法についてご紹介しました。
屋根の雨漏りをしっかりと改善して、快適な生活を送れるようにしましょう。

当社は福岡でのインスペクションや住まいのトラブルの解決をしています。
少しでも悩みのある方はぜひご相談ください。