蛇口の水漏れを修理する方法とは!修理のポイントについて解説
蛇口の水漏れを修理する方法とは!修理のポイントについて解説
この記事を読むための時間:3分
蛇口から水漏れが起きたとき、どのように対処をしたら良いのかわからない方もいらっしゃるかと思います。水漏れをそのまま放置していると、後々大きなトラブルに発展するかもしれません。トラブルを防ぐためには、いち早く蛇口の修理をする必要があります。水漏れを修理する際のポイントを紹介していきますので、悩みの解決に役立てていただけたらと思います。
目次
蛇口の水漏れを放置すると起きる問題
蛇口の水漏れを放置し続けていると後にさまざまな問題を引き起こし、場合によっては大きなトラブルに発展する恐れがあるので、トラブルを未然に防ぐためにも早めに水漏れの修理を行う必要があります。では、蛇口の水漏れが原因で一体どのような問題が起きてしまうのでしょうか。
水道代がかさむ
蛇口の水漏れを放置し続けることで必然的に水を使い続けている状態になり、その分水道代がかさんでしまうため、注意が必要です。ほんの少しの水漏れでも1ヶ月そのままの状態にしているだけで、普段と比べて数千円水道代が高くなってしまうこともあります。
カビの発生
蛇口から出る水により、カビが発生する可能性が高くなります。発生したカビを放置し続けてしまうと、家を腐食させたり、健康に影響を及ぼすこともあります。蛇口の水漏れを確認したら、カビが発生してしまう前に早めの対処を行うことが大切です。
電化製品の故障
蛇口の水漏れにより電化製品が漏電し、故障させてしまうかもしれません。最悪の場合、漏電から火事に発展してしまう可能性もあります。万が一電化製品が故障してしまったら、蛇口の修理費用に加えて電化製品の買い換え費用も必要となってしまうので要注意です。
隣人とのトラブル
マンションやアパートで水漏れが起きた場合、隣人や上下階の方とのトラブルが起きる可能性があります。水漏れが原因で周りに住んでいる方の電化製品や家具などに影響が出てしまうと、修繕費に加えて電化製品などを弁償しないといけません。
蛇口が水漏れする原因と修理法
蛇口の水漏れに対処するためには、水漏れが起きる原因と修理方法をしっかりと知っておく必要があります。蛇口が水漏れする原因に加え、どのような修理方法が存在するのかチェックしていきましょう。
パーツの劣化
パッキンやコマ、リング、給水ホースなどのパーツが劣化すると、蛇口から水漏れが起きやすくなりますので、一度ご自身のお家で使っている蛇口周りをチェックしてみましょう。もしかしたら、経年劣化が進んでいるパーツがいくつか存在しているかもしれません。もしあった場合はパーツを交換しましょう。
蛇口の故障
蛇口そのものが故障していることも水漏れが起きる原因のひとつです。修理で水漏れが解消されない場合、蛇口そのものを交換しないといけないこともあります。レバーやハンドルを無理に締め過ぎると、蛇口の劣化や故障につながるので、蛇口を使用する際は、普段から丁寧に扱うことを心掛けましょう。
災害
地震や台風などの災害で蛇口の水漏れが起きる可能性もあります。水道が止まっている場合は災害後に水道が復旧してから対処をしましょう。また、自然災害の種類によっては修理に保険が適応される場合もあります。
止水栓の漏れ
台所のシンク下にある止水栓が開いていると、水漏れが起きてしまいます。台所などで水漏れが起きた際は、止水栓が開いているかどうかチェックしましょう。開いている場合は、止水栓を閉めて水漏れを防ぎ、パーツが劣化している場合は、パーツの交換を行う必要があります。
修理をする前にチェックする部分
蛇口の水漏れが起きているかどうかを知るために、どの部分をチェックしたら良いか悩んでしまう方もいるかもしれません。蛇口の修理をいち早く行うためにも、どこで水漏れが起きているかどうか判断するポイントをご紹介していきます。
水道メーター
水道メーターのパイロットをチェックすると、水漏れが起きているかどうか確認することができます。水道メーターは水の使用量を表示してるので、水漏れが起きている場合、水道メーターが動いている可能性が高いです。水道の検針の方から「水漏れをしている可能性があります。」と言われるのは、実際にこの部分を見て判断しているからです。
蛇口とパイプ
蛇口やパイプが濡れているかどうかも、水漏れが起きている判断基準になります。知らぬ間に水たまりが出来ていたり、蛇口やパイプの付け根部分が濡れている場合は水漏れの可能性が高いです。工具を持っている方は、ネジやナットが緩い部分を閉めてみると解消につながるかもしれません。
蛇口の水漏れの修理を業者に依頼するかどうかの決め手
蛇口の水漏れを解決するため、業者に依頼するかどうか迷っている方も多いのではないでしょうか?蛇口を下手に触って、逆に水漏れを悪化させる可能性もないとは言い切れません。不安に感じた場合は、業者に依頼することも大切です。最後に業者に依頼するかどうかの判断基準をチェックしていきましょう。
水漏れの原因が分からない場合
原因が分からないまま、修理を行ってしまうと、逆に水漏れを悪化させる恐れがあるので、水漏れの原因を探しても分からない場合は、業者へ依頼することをおすすめします。
蛇口が古い場合
何年も同じ蛇口を使い続けている方もいらっしゃるかもしれませんが、古い蛇口の場合、修理しようとしても蛇口の種類によってはパーツが見つからない可能性もあるので、蛇口の交換を業者に依頼し、水漏れを解決することをおすすめします。
自分で修理するのが不安な場合
自分で水漏れを改善しようとする場合、水回りに関する知識や技術が必要です。また、蛇口を修理するためのパーツや工具などを一通り用意しないといけないため、一から行おうとするとかなりハードルが高い作業となります。少しでも不安に感じたら無理に自分で行おうとせず、一度業者に相談してみましょう。
センサー式蛇口を使用している場合
最近では、センサー式蛇口を使用している方もいらっしゃいます。通常の蛇口とは修理方法も異なるので、下手に触らず業者に修理の依頼を検討しましょう。
まとめ
蛇口の水漏れはさまざまな原因で起きるため、発生した場合のチェックポイントを知っておく必要があります。水漏れを放置し続けると、水道代がかさんだり、カビが発生してリフォーム代がかかるなどの問題に発展してしまうので、日頃から定期的にチェックをしておくことで未然に防ぎやすくなります。現在、水道代の異変や蛇口の調子に違和感を感じている方は、マンションやアパートの管理会社や業者に一度相談してみると良いでしょう。水漏れに関する悩みが解消されるかもしれません。