福岡のインスペクションならお任せください!

おうちの不安やお悩みはこちらへどうぞ 092-407-4950 【受付】9:00~21:00 不定休

ブログ


外壁のメンテナンスの適切な対処法を知りたい。時期や目安、内容について

外壁 家

外壁のメンテナンスの適切な対処法を知りたい。時期や目安、内容について

この記事を読むための時間:3分

住まいを持つと、メンテナンスについて考えますよね。いつまでも安心して暮らせるよう、適切に対処して、大切な住まいを維持したいところです。では、具体的にメンテナンスはどのタイミングで行えばよいのでしょうか。この記事では、メンテナンスを行う時期や目安となる症状、内容についてお伝えします。ぜひ参考にしてみてください。

メンテナンスの必要性

外壁は絶えず、風雨や紫外線、排気ガスといった外的要因にさらされ、ダメージを受けています。そのため、定期的なメンテナンスを行う必要があるのです。

 メンテナンスを行う目的

外壁のメンテナンスを行うことは、建物自体を守ることに繋がるのです。そこで、外壁のメンテナンスを行うことによって、得られる効果を挙げてみます。

 

  • 雨水が浸水しないよう、防水性を保つ。
  • 風雨や紫外線などの環境的なダメージから守る。
  • 外壁の性能を維持する。
  • 建物自体の耐久年数を延ばす。
  • 建物の美観を保つ。

外壁材別メンテナンス時期と内容

  • モルタル:5~10年ごと。塗装・シーリング補修。
  • サイディング:10~15年ごと。塗装・シーリング補修。
  • RC外壁:15~20年ごと。塗装。
  • タイル外壁:5~10年ごと。シーリング補修・タイルの剥がれ。
  • ALC外壁:10~15年ごと。塗装。
  • ガルバリウム鋼板:10~15年ごと。シーリング補修。

メンテナンスフリーの素材は基本的にない

ハウスメーカーや工務店が言う、いわゆるメンテナンスフリーの素材とは、メンテナンスの必要がないというものではありません。通常の素材よりも、「メンテナンスの手間が省ける」「耐久性が高く、持ちが良い」という意味である場合が多いです。具体的には、自然の雨水でコーティングして汚れを防ぐといったセルフクリーニングの機能を持っている素材を指しています。メンテナンスフリーの素材は、耐久年数が他の素材よりも長く保証されており、修繕・補修期間を延ばすことが可能だとされています。

外壁のメンテナンスのタイミングは?

メンテナンスは、将来的なことも考えて定期的に行いたいところです。ここでは、メンテナンスを行うタイミングについて見ていきます。

外壁のメンテナンスは10年に1度を目安に

外壁のメンテナンスは、10年ごとに行うことが推奨されています。これは、外壁に使われている一般的な塗料の耐久年数が10年程度とされているためです。外壁の劣化は、建物自体の寿命を縮めることに繋がります。10年ごとにメンテナンスするか、あとでメンテナンスするかによって、その後にかかる費用に大きな差が生じてきますので、10年に1度のメンテナンスは基本であると認識しておくと良いでしょう。

定期点検を受けておくと安心

こまめに点検を受けておくと、傷みがあった場合に、劣化の程度を把握することができます。劣化に気づいた時点で早期に対処できるので、大きな修繕に至りにくいです。また、補修の時期を検討しやすく、メンテナンスの計画が立てやすくなります。点検を怠ると、その間に劣化が進み、結果的に修繕にかかる費用がかさむ可能性があります。そのため、定期的な点検を行っておくと安心でしょう。

メンテナンスが必要になる症状

外壁のメンテナンスが必要だと判断する症状は、

 

  • 表面の変色
  • チョーキング現象
  • カビ・苔・藻の発生
  • サビの発生
  • ひび割れ
  • 塗装のはがれ
  • 外壁の破損

 

これらの症状が見られたら、専門業者に依頼するなどできるだけ早めに対処しましょう。

外壁の主なメンテナンス方法

部分的な補修に加えて、全面的な外壁のメンテナンスは、主に4つです。

 

  • 塗装
  • 補修
  • カバー工法
  • 張り替え工事

 

それぞれの費用や工期について見ていきましょう。 

塗装

最も安く仕上がるメンテナンスが塗装です。サイディングやモルタルの外壁の場合の基本的なメンテナンス工法です。塗装には、風雨や紫外線から守ってくれる役割もあり、塗装がはがれると、そこから劣化が進んでしまいます。

 

30坪の戸建ての場合、

  • 費用の相場は100万円前後。
  • 工期は7~10日程度。

 

※塗り替えだけで補修が効かない場合は、施工できません。

補修

塗装だけではカバーできない場合の補修についてです。

 

  • コーキングの打ち替え・打ち直し
  • サイディングを固定する釘やビスの打ち直し
  • 高圧洗浄で汚れを落とす
  • サイディングやタイルの継ぎ目であるシーリングの補充

 

5~10年ごとに定期的に補修をしたりすることで、急激な劣化を防ぐことができます

 カバー工法

さらに、今ある外壁の上から新しい外壁を貼り付けるのが、カバー工法と呼ばれるものです。

 

30坪の戸建ての場合、

  • 費用は150~240万円。
  • 工期は10~14日程度。

 

既存の外壁を残すので、撤去が不要となり、費用や工期が抑えられます。

張り替え工事

最後に張り替え工事です。これまでの外壁を取り除いて、新しい外壁に張り替えるというものです。かなり大がかりな工事になるため、他の工法よりも費用と工期がかかります。

 

30坪の戸建ての場合、

  • 費用は180~250万円。
  • 工期は17~21日程度。

 

まるごと取り替えるので、外壁の内部までメンテナンスが可能です。雨漏りや耐震性に対する問題も根本的に解消できますので、最終案として検討しても良いでしょう。 

外壁のメンテナンスは安心安全な住まいのために不可欠

外壁のメンテナンスを定期的に行うことは、快適で安全な暮らしを維持するために必須事項です。外壁の材質や建物の環境によっても、傷みや劣化の進行度は異なります。10年に1度を目安として、メンテナンスをしておくと安心でしょう。

プライバシーポリシー  /  特定商取引に基づく表記      Copyright (C) 2019 クマホーム. All rights Reserved.