費用別に解説！3LDKリフォームのポイント
住み慣れたご自宅にこれからも安心に住み続けるには、リフォームは欠かせません。
可能な限り少ない回数でリフォームを完了させたいところですが、予算を考えるとそれは難しいものです。
そこで、今回は費用別に可能なリフォームの内容について、3LDKを例に解説します。
費用を抑えるポイントも解説しますので、ぜひご覧ください。
□費用別！3LDKリフォームの内容
予算範囲によって実現できるリフォームの内容が異なります。
リフォームの希望だけではなくご自身の予算に合った計画を立てることが重要です。
1:200万～400万円の範囲
200万～400万円の範囲では、特定のスペースに特化したリフォームが可能です。
例えば、リビングに焦点を当てて広げたり、キッチンの向きを変更したりできます。
間取りの変更は物件状況や希望によって予算が異なるため、事前にリノベーション会社に確認しましょう。
2:500万～600万円の範囲
500万～600万円の範囲で可能なリフォームは、間取りの一部変更に加え、水回り設備の一部交換などです。
リビングの仕切りを取り除いて広い空間を作ったり、キッチンを好みのものに変更したりできます。
また、予算によっては高級グレードの設備への変更も検討可能です。
3:700万～1000万円の範囲
700万～1000万円の範囲であれば、水回り設備を全て交換し、フルリノベーションが可能です。
床や壁の一新、ウォークインクローゼットの新設など、幅広い選択肢がありますが、既存の物を利用することで予算内に収める工夫も必要です。
4:1200万円以上の範囲
予算が1200万円以上であれば、スケルトンリノベーションが可能で、内装を完全に一新できます。
内装だけではなく、漏電や水漏れ防止のための給水管や排水管の取り換えなど、広範囲な改修が可能です。
□リフォームで費用を抑えるポイント
予算内でリフォームを完成させるには、品質を維持しつつも費用を抑えることが重要です。
＊リフォーム範囲を限定する
予算に応じてリフォーム範囲を限定することで、工事価格を抑えられます。
施工箇所の優先順位を決め、担当者に相談することで、効率的なリフォーム計画が立てられます。
＊設備のグレードを下げる
新しい設備のグレードを下げることで、費用を削減できます。
ただし、使い勝手や見た目にも注意して、予算内で納得いく選択をすることが大切です。
＊住宅ローン減税制度の活用
住宅ローン減税制度とは、住宅ローンを利用してリフォームをした場合に減税措置が受けられる制度です。
リフォーム費用が100万円以上かつ特定の条件に当てはまる場合、住宅ローン減税制度を利用することで税金面での負担を軽減できます。
他にも適用するための条件があるので、申請方法とともに各市町村の窓口で確認しましょう。
□まとめ
3LDKのリフォームは予算によって可能なリフォーム内容が異なりますが、工夫次第で予算内で納得のいくリフォームにできます。
家の中でも優先順位をつけリフォームをする範囲を限定したり、設備のグレードを下げたり、減税制度を活用したりするなど、さまざまな方法があるので、事前にじっくり検討、計画してみてください。
当社ではホームインスペクションを承っております。
リフォーム前にご自宅の劣化状況を把握しておくことも、納得のいくリフォームにするためのポイントです。
ご検討中の方はぜひ当社にご相談ください。
