高気密高断熱住宅の一条工務店、C値はどれくらい?
家づくりをする上で欠かせないのが気密性・断熱性の高さ。
この2つの性能の高さが生活の快適性に大きな恩恵をもたらしてくれます。
気密性・断熱性の高さは工務店やハウスメーカーによって変わりますが、その中でも一条工務店の作る家の気密性・断熱性の高さは非常に優れていることで有名です。
今回は気密性・断熱性の高さの数値である”C値”を例に挙げつつ、一条工務店がどれくらいの性能を誇るのかをご紹介します。
□一条工務店の建てる家のC値はトップレベル
C値とは気密性の高さを表す数値のことで、低ければ低いほど性能が良いとされています。
具体的には、建物の延床面積に対して隙間がどれくらいあるのかを割合に表しており、数値が高いと隙間が多く、数値が低いと隙間が少ないということになります。
実際一条工務店のC値は 0.61となっており、トップレベルの性能を誇ります。
この数値は、国に定められている省エネ基準のC値である5を大幅に下回っており、これと比べてもおよそ8倍以上の気密性の高さを持っていることがわかりますね。
ちなみに、日本で最も寒い北海道の基準をも上回るほどの気密性の高さでもあります。
また、一条工務店では換気システムにもこだわっています。
熱交換型システムと呼ばれるものを導入しており、性能の高いフィルターによって花粉やほこりなどを遮断しつつ室温に近い温度にして空気を取り込む仕組みになっているのです。
出典:https://www.ichijo.co.jp/technology/element/i-head_airproof/
□一条工務店では工場から家づくりをスタートする
ここからは一条工務店の家づくりについて解説していきます。
*工場で精度の高い施工を行なっている
一条工務店では、1つ1つの一戸建てに合わせた設計を工場で行っています。
設計に合わせて断熱加工、気密性の確保を行なっているので、形状が複雑でもしっかりと性能の高さを確保できているのです。
また、隙間ができやすい接合部には気密パッキンを用いているため、現場での施工不良も心配ありません。
*現場施工もしっかりと
実際に施工する現場においても、部材やパネル間の接合部に隙間が生まれないようにシーリングや気密シールなどの施工を施しています。
これによって少しの隙間をも塞ぎ、家全体のどこにも隙間が生まれないように努めているのです。
このように工場での組み立てから現場での施工まで、気密性の高さにこだわっていることがわかります。
□まとめ
C値は低ければ低いほど気密性が高いことを意味し、一条工務店のC値は国の定める省エネ基準や北海道における基準をもクリアしているほどの性能を誇ります。
工場では組立後の気密パッキンで隙間を無くし、現場でも接合部にシーリングや気密シールなどの施工を施すことで、家全体に隙間の無い非常に高気密な家が完成するのです。
これから一条工務店で家づくりを検討されている方は、ぜひ参考にしてみてください。
前の記事へ
« 【一条工務店】防音性能が高いゆえの落とし穴