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雨漏りを放置するとどうなるのか?将来的なリスクの大きさに注意

「天井からポタポタと雫が落ちてくる」ような、生活にそれほど支障が出ないような雨漏りは「少しくらいなら問題ないか」と見逃されてしまうケースが多くあります。
しかし、小さな雨漏りでも着実に家を蝕んでいるため、対処を先送りにしてしまうのは好ましくありません。
今回は、雨漏りを放置するとどうなるのか、そのリスクについてお伝えします。

 

□ちょっとした雨漏りでも放置すると…

 

*腐食につながる

 

木材は、長期間水に濡れた状態が続くと、木材腐朽菌が発生して徐々に腐ってしまいます。
日光が届かないような家の内側まで雨水が浸透してしまえば、腐食のリスクは跳ね上がるでしょう。
木材の腐食が広がると、天井や柱の強度が下がり、最終的には家の倒壊も招きかねません。

 

*害虫や害獣被害につながる

 

雨漏りによってできる高温多湿な環境は、シロアリなどの害虫・ネズミなどの害獣に好まれます。
中でもシロアリは 湿度が高いところに生息し、木材を食べます。
そのため、木材を食べられることで強度が下がる恐れがあります。
また、ネズミはどんどん繁殖し、糞害をもたらしたり断熱材をかじったりして被害をもたらす可能性があります。

 

*カビが繁殖する

 

高温多湿な環境は、カビも発生させます。
カビは人体への健康被害をもたらす可能性があるため、決して軽視できない問題です。
胞子を吸い込んでしまうと、アレルギー症状や喘息が出てしまうことがあります。
家自体の問題だけでなく、家に住む人の健康にまで影響を及ぼします。

 

□雨漏りは放置せず、すぐに修理を!

 

ここまでご紹介したように、雨漏りを放置すると大変な事態を招いてしまいます。
雨漏りは、すぐに家を壊すわけではありません。

しかし、じわじわと着実に家を蝕んでいるのは事実であり、最終的には家を倒壊させたり、健康被害をもたらしたりするリスクがあります。

大袈裟な話のように感じますが、実感がなくとも、時間に比例して被害がどんどん大きくなっていくのが雨漏りの怖いところです。
最初は1箇所からポタポタと落ちるような雨漏りだとしても、その時点から被害は広がり始めています。
被害が大きくなるほど、修理にかかる費用も数十万単位で増えていってしまいます。
修理費を低く抑えるためにも、できる限り早く雨漏りに対処することが大切です。

 

□まとめ

 

雨漏りの放置には、大きなリスクが伴います。
雨漏りは放置していても自然に直ることはなく、少しずつ、確実に被害を広げていってしまうものです。
被害や修理にかかる費用を最小限に抑えるためには、一刻も早く修理を行う他ありません。
最悪の事態を招いてしまう前に何かしらのアクションを起こしましょう。

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