水害に強いハウスメーカーはどこ?ハウスメーカー別に見る特徴とは
せっかく家づくりをするなら、台風やそれに伴う水害などの災害に強くしておく方が安心ですよね。
そのためには、どのメーカーが建てる家が水害に強いのかを知っておく必要があります。
ハウスメーカーによっては外壁や屋根・構造に強みがあるのか、浸水しない事に強みがあるのかなど、強みの場所が異なるからです。
また、水害の対策をするには土地選びも大切になります。
今回は、水害に強いハウスメーカーを、土地の選び方も併せてご紹介します。
□水害に強いハウスメーカーはどこ?
*クレバリーホーム
クレバリーホームの「台風対策パッケージ」は、第8回の「ジャパン・レジリエンス・アワード(強靱化大賞)」の企業・産業部門で、 最優秀賞を受賞しています。
標準仕様である「外壁タイ ル」は強度が高く、釘などで引っ掻いた程度では表 面に傷がつくことはほとんどありません。
また、住まいに甚大な被害を与える強い雨風から住まいを守るために、強風に強く 、雨水の浸入を許さないサッシを採用しています。
*一条工務店
一条工務店では、”耐水害住宅”の開発を進めており、実験段階まで進んでおります。
人間の腰の高さほどある洪水状態において、一般的な一戸建てと比較した際、耐水害住宅は全く浸水することはありませんでした。
まだ販売段階ではありませんが、そう遠くはない時期に販売されてもおかしくないので要注目です。
*百年住宅
百年住宅では、風害や雨漏り、土砂災害に対しての”台風保証”と呼ばれる保証がついています。
もし何かあった時でも保証があるだけで安心できますよね。
□水害対策の根本は土地選び
家を守るためにハウスメーカー選びも重要ですが、家を建てる土台となる土地も大切な役割を果たします。
台風、それに伴う津波といった水害が起こった際にそこの土地がどれほどの被害を受けるのか、どこに逃げれば安全なのかを把握しておく必要があります。
そこで役立つのが”ハザードマップ”です。
ハザードマップは該当する市区町村のホームページまたはポータルサイトに載っており、水害が起こった際にどのあたりが被害を受けるのか、避難場所がどこなのかが記載されています。
土地を選ぶ際はできるだけ水害を受けにくい、または避難場所が近いエリアの土地を選ぶようにしましょう。
□まとめ
水害から身を守るためには、家づくりを依頼するハウスメーカー選び、そして土地選びが大切です。
ハウスメーカーごとに強みとしているものが異なるので、どれなら安心かをゆっくりと考えて判断しましょう。
また、土地選びの際はハザードマップを見て、できるだけ安全性の高いエリアの土地を選ぶことがおすすめです。
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