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福岡県で行われている水害対策は?

福岡県には646本もの河川が流れており、その中でも特に大きい一級河川は4つも流れています。
河川の多さに加え、排水が追いついていないことが指摘されることもあり、福岡県に住んでいる、またはこれから住む方にとっては、県として行っている水害対策が気になるところです。
今回は、福岡県の水害対策をご紹介します。
 

□福岡県に見られる水害の特性

 
福岡県は水害が多いといわれています。
事実、久留米市では毎年のように豪雨で浸水被害が起きていますよね。
 
福岡県は、降り始めてから100ミリを超える雨や、1時間に30ミリを超える雨が降ると、中小規模の河川が増水・氾濫し、低地は床上や床下浸水などの被害を受けやすくなる傾向があります。
 
近年の都市化の進展も影響して、保水機能が下がっていることも1つの原因です。
道路の舗装や下水道の整備が進むことは便利ですが、従来では問題なかった程度の雨量でも浸水の被害が起きやすくなっています。
 
福岡県にこれだけ大雨が降る要因のほとんどは、梅雨前線や地域的な特徴によるものです。
特に筑後から筑豊地方の山沿いにかけては、暖かく湿った空気が流れやすいため、大雨が降りやすくなっています。
 

□福岡県で行われている水害対策は?

 
都市化の進展により高まる内水氾濫のリスクや、度重なる水害への対策として、福岡県では主に4つの水害対策が行われています。
 
1.河川の改修
特に都市化の進展が進んでいる地域を中心に、様々な河川の改修が進められています。
流域が広くない中小河川は、短時間の大雨で水位が急激に上昇する危険性があるため、重点的に対策が講じられています。
 
2.洪水浸水想定区域の把握や住民への周知
福岡県では、想定しうる最大規模の降雨があった際に、浸水があると予想される区域を把握したり、周辺住民に情報提供したりする水害対策が講じられています。
洪水予報の伝達体制を整える、スムーズな避難ができるよう避難態勢を整えるなど、住民の安全確保のための予防策が立てられています。
 
3.ため池施設の整備
ため池の決壊や内水氾濫の対策のために、ため池施設の整備が進められています。
ため池に関するハザードマップも作成されているので、お住まいの地域の情報を確認してみてください。
 
4.砂防対策
土砂災害や土砂によって氾濫洪水が起こる危険を抑制することを目的として、砂防事業を実施しています。
 

□まとめ

 
福岡県では、今回紹介した水害対策以外にも、本当に様々な対策を講じています。
詳しい内容については、ぜひ以下のURLから確認してみてください。
 
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