地震で壊れやすいマンションの形はずばり?地震に強いマンションを選ぼう!
高層のマンションは、その高さから地震で倒れるのではないかと不安を感じてしまいますよね。
最近は特に地震が相次いで発生しているので、余計に不安は高まるばかりです。
そこで、マンションを検討している方に向けて、地震で壊れやすいマンションの形について解説します。
ぜひ最後までご覧くださいね。
□地震で壊れやすいマンションの形はずばり?
1つ目は、平面や断面が整っていないマンションの形です。
具体的には、L字型やコの字型、凸型などなど。
このような形は一部分が欠けた状態と同じなので、適切に対処されていないと局所的崩壊を免れません。
2つ目は、異なる構造形式が組み合わさったマンションです。
例えば、上層部は鉄骨鉄筋コンクリート、下層部は鉄筋コンクリートといった、構造の切り替わりがあるマンションは地震で壊れやすい傾向にあります。
実際、構造の切り替わりのある階から上層階の部分だけ、横にずれるように壊れたということがありました。
3つ目は、横に長いマンションです。
横に長いマンションの形は、地震のエネルギーの伝わり方の速度が縦と横でズレてしまうので、被害が起こりやすくなっています。
4つ目は、一階に駐車場や店舗を作って柱をたくさん使っているマンションの形です。
このような形のマンションをピロティ形式というのですが、大きな被害を受ける可能性があります。
一階部分が正しく耐震補強されていると確信できない限り、候補からは外した方が良いでしょう。
□地震に強いマンションの選び方を伝授!
地震に強いマンションを選ぶ上で何よりも重要なのは、地盤がしっかりしている場所に建設されていることです。
建物自体がいくら耐震性に優れていても、地盤がゆるいと地震に耐えることは難しいです。
マンションの構造にも着目しましょう。
先ほどのピロティ形式だったり、耐力壁が少なかったり、バランスよく配置されていなかったりするマンションは、避けた方が賢明です。
また、マンションの形も地震に対する強さに影響します。
最も地震に強いマンションの形は、ピラミッドのような形です。
シンプルな正方形のマンションも耐震性は高いですね。
決して非対称で不整形だから良くないわけではなく、適切な地震対策がなされていることが大切です。
最後に、建物のメンテナンス状況も大切です。
築年数や劣化具合によって、耐震性は異なります。
地震への強さは、劣化に対して適切に補強していけば築年数が経っても維持することができます。
そのため、マンションを選ぶ際はメンテナンス具合に着目してみてください。
不安であれば、ぜひ一度当社にご相談ください。
□まとめ
今回は、地震で壊れやすいマンションの形について解説しました。
マンションは、正方形やピラミッドのような形が地震に強い傾向にあります。
マンション選びの際はぜひ参考にしてください。