雨の後のカビ臭さの原因は雨漏りかもしれません。
日本では年中雨が降るので、雨のたびに臭いが発生するのでは生活しづらいですよね。
本記事では、雨が降った後になぜ雨漏りで臭くなるのか、そして臭いの原因か雨漏りか調べる方法をご紹介します。

□雨が降った後にカビ臭くなる理由とは？

雨の後の部屋のカビ臭さに悩まれる方は多いです。
直接雨が降り込んでいるわけではないのに、なぜあのような臭いがするのでしょうか。
実は、雨漏りが原因の場合があります。

雨漏りは、屋根や窓まわりから発生することが多いです。
実際は雨漏りしているのに、屋根のように室内から確認できない場所であれば、長い間気づかない場合もあるでしょう。

雨漏りすると、建物内の天井裏や壁の中の木材が濡れて、その後天井やクロスに染みてきます。
日本で建てられている一戸建ての多くが木造ですが、木材や表面材料が水分を含むと湿度が高くなってしまいます。
カビの繁殖条件は温度が25度前後、そして湿度が80パーセント以上なので、雨漏りによってその条件を満たしてしまう場合、カビが繁殖します。
普段から湿気が高い押し入れなどで雨漏りしてしまうと、よりカビが繁殖しやすくなるでしょう。

こうして繁殖した場合、室内がカビ臭くなるのです。
また、室内で雨漏りが確認できなくても、雨が建物（壁内・天井上・床下）の中に浸入していることで、カビや臭いが発生しているかもしれません。
見えないところでカビの繁殖が進んでいるのですね。

□カビ臭さの原因が雨漏りかどうか調べる方法を説明！

上記では、雨が降った後になぜカビ臭くなるのかをご紹介しました。
ここでは、臭いの原因が本当に雨漏りなのか調べる方法を見ていきます。

雨漏りを調べる時には、靴や押し入れ、クローゼットにカビが発生していないかをチェックしてみましょう。
また、サッシに水滴が溜まっていないかや、室内で水滴が落ちる音がしないかなど、水滴でチェックするのも良い方法です。
その他にも、天井や内壁のクロスに浮きやシミがないかや、外壁の色が変化していないか等も確認してみると良いかと思います。

これらが確認できれば雨漏りしている可能性があると考えられます。
雨漏りは、見えない部分で発生している場合があるので、早期発見が大切です。
症状が見られる場合は、専門会社に調査を依頼しましょう。

□まとめ

本記事では、雨が降った後になぜ臭くなるのかをご紹介しました。
記事内でカビ臭い原因が雨漏りかどうかを調べる方法もご紹介しましたが、雨漏りの症状があればプロに調査を依頼しましょう。
ぜひ当社にホームインスペクションをご依頼ください。