「部屋の湿気がひどい」とお困りの方へ!カビの発生場所に注意しましょう!
部屋の湿気がひどいとお困りの方、湿気によるカビの発生にお困りの方はいらっしゃいませんか。
カビにはお悩みでない方でも、湿気がひどい部屋では見えないところでカビが発生していることもあります。
本記事では、湿気が私たちの生活に与える影響やカビの発生場所でその原因が異なることをご紹介します。
□湿度が生活に与える影響とは?
皆さんは、快適と思える湿度をご存知でしょうか。
夏は50〜60パーセント、そして冬は40〜50パーセントです。
これらよりも低い場合は乾燥しており、反対に高い場合は湿度が高いと言えます。
では、湿度が適切でない場合はどのような影響があるのでしょうか。
湿度が高い場合と低い場合に分けて見てみましょう。
まずは、湿度が高い場合です。
カビやダニ、ムカデなどの害虫が発生しやすくなります。
カビが発生すると、それに伴うアレルギー症状も出やすくなります。
反対に湿度が低い場合はどうでしょうか。
湿度が低いというとこは、空気が乾燥しているということですよね。
そうなると、インフルエンザなどのウイルスが活発になります。
鼻や喉の粘膜が乾燥するので、ウイルスに感染しやすくなるのです。
その他にも、肌荒れや髪のパサつき、静電気による電子機器の故障が起こり得ます。
湿度が高い時よりも過ごしやすく感じますが、あまりにも低過ぎると健康によくないので気をつける必要があります。
□カビの発生場所によって原因が変わる!
カビは、発生場所によって原因が異なります。
部屋の湿気でお悩みの方は、場所別の原因を知って適切な処置を施しましょう。
例えば、床下がカビている場合は、住宅設備の漏水が考えられます。
床下には配管が多くありますよね。
そのどこかから漏水している可能性があります。
その他にも、基礎部分の金物の下から雨水が浸水しているかもしれません。
構造部分の木材が劣化してしまうと、建物の耐久性に影響があるので早めの対策が大切です。
床下のカビは大きな問題につながる可能性があることを知っておきましょう。
ほかにも、そもそもの土壌が水分を多く含んでいる場合(もともと田畑だった)や、地下水脈の存在なども原因となります。
サッシにカビがある場合には結露が原因です。
断熱性が低いガラスやサッシの場合、結露を起こしやすくなります。
また、窓のサッシは掃除する頻度も低くなりがちですよね。
カビの繁殖に必要な湿気と栄養が揃うことからも、サッシ付近にはカビが発生しやすくなります。
サッシにカビがある場合は、建物の断熱性能がどれくらいか知ると良いでしょう。
カビが見つかったら、すぐに解決できるものが原因なのか、原因に設備の漏水や雨漏りなどの大きな問題が隠れていないかも確認しましょう。
詳しく状況を知るためにもホームインスペクションを依頼するのがおすすめです。
□まとめ
本記事では、発生場所によってカビの原因が違うことをご紹介しました。
湿気は私たちの健康にも影響を与えます。
カビが発生している場合は、発生場所まで特定して原因を知りましょう。
その上で適切な対処をしていけると良いですね。
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