天井クロスの膨らみは何が原因?対処方法やポイントをご紹介!
天井クロスの膨らみにお悩みの方は、原因を知って適切に対処しましょう。
本記事では、天井クロスに膨らみが起こる原因や対処方法をご紹介します。
放置すると、後々の補修に大きな手間がかかる可能性があるのでぜひ参考にしてくださいね。
□天井クロスの膨らみが起こる原因とは?
天井クロスに膨らみが起きていても、そのままにしてしまう方は多くいらっしゃいます。
日常生活に影響が出ていなければ、放置してしまう気持ちもよくわかります。
しかし、膨らみは放置せず、すぐに対処するのをおすすめします。
ここでは、膨らみの原因や早めの対処が必要な理由をご紹介します。
天井クロスに膨らみが起こる理由は、湿気によるクロスの接着剤の剥がれです。
日本では、年中雨が降りますよね。
それにより、窓辺付近のクロスに雨水による湿気が浸透します。
雨以外にも湿気の原因はたくさんあります。
例えば、キッチンや浴室からの湯気です。
天井の角あたりに膨らみが見つかる場合は、それらが原因でしょう。
では、なぜクロスの膨らみは早く対処する必要があるのでしょうか。
それは、湿気が下地まで広がると、下地が腐食してしまいその補修も必要になるためです。
さらに、下地よりもさらに内部に浸透すると、住宅の構造自体にも影響があるかもしれません。
湿気が住宅の基盤となる木材を腐食させてしまうからです。
そうなると、大掛かりな補修が必要なり、費用も時間もかかります。
このような補修が必要になる前に、早めに対処するのをおすすめします。
□クロスの膨らみを補修する際の方法とポイントとは?
クロスの膨らみを補修する場合は、注射器を使います。
注射器を使って裏紙とクロスの下地の間にクロス糊を注入します。
そして、ローラーで圧迫すると、膨らみが消えます。
専門会社に依頼する場合は、膨らみがある場所をあらかじめマークしておくことをおすすめします。
そうすると、たとえ一時的に湿気がなくなって膨らみが消えても、適切に対処してもらえます。
その際の注意点は、「カビの有無を確認すること」「クロスに劣化がないか確認すること」「下地に問題がないか確認すること」です。
カビの有無や劣化の確認が難しい場合は、ホームインスペクションを依頼するのがおすすめです。
その他の部位にも対応しておりますので、不安な問題を一緒に解決しましょう。
□まとめ
本記事では、天井クロスに膨らみが起こる原因についてご紹介しました。
クロスの膨らみは、皆さんが思っている以上に緊急を要する可能性があります。
膨らみを見つけてお困りの方は、ご紹介した対処法を参考にしてください。