屋根の雨漏りを修理しないとどうなる?雨漏りの症状をご紹介!
屋根の雨漏りにはどんな修理が必要なの?
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突然ですが、雨の日に天井から滴る雫や壁紙のシミなどを見つけたことはありますか?実は、それは屋根や天井からの雨漏りが原因で出来たものです。雨漏りの修理には、防水テープやコーキング、屋根交換などさまざまな方法がありますが、雨漏りはそのまま放っておくと、家の中が水浸しになってしまうだけでなく、他にもさまざまな影響が出ることがあるため、早めの対処が必要です。では、雨漏りを実際に放置してしまうことで具体的にどんな影響を与えるのでしょうか。今回は、雨漏りが起きる理由や屋根・天井以外の雨漏りを起こしやすいところや、雨漏りが起きた時の応急処置についてお話していきます。
目次
雨漏りしやすい場所ってどこ?
雨漏りは、以下の4つの箇所で起きやすいと言われています。
- 屋根・天井
- 窓
- 壁
- ベランダ
雨漏りというと屋根や天井のように上から滴るイメージがありますが、実は窓や壁などの横からも起きることがあります。また2階のベランダから1階へと雨漏りを起こすケースもあり、さまざまなところで起きてしまう家のトラブルでもあります。それぞれに修理の方法は異なりますが、しっかりメンテナンスを行って雨漏りを回避しましょう。
屋根の雨漏りはどうして起こるの?
雨漏りの代表である屋根のトラブルは、一体どうして起こるのでしょうか。まず屋根の役割として、家をさまざまな災害から守ってくれるものです。台風や大雨などの自然災害は、屋根への負担が一気にかかってしまいます。そのため、年月を重ねるごとに屋根材のひび割れ、瓦の割れ・ズレやコーティングの剥がれなど、少しずつ劣化を起こしている可能性があります。その劣化の積み重ねにより天井から雨が漏れるなどの症状が起きてしまうということになります。
雨漏りを放置するとどうなるの?
屋根以外にさまざまなところから雨漏りをこしてしまった場合、そのまま放置し続けるとどんなことが起きるのでしょうか。雨漏りが原因で考えられる家の劣化現象をご紹介します。
木材の腐敗や金属部分が錆びて腐食する
雨漏りをそのまま放置し続けると、木材が湿気により腐り始めたり、金属部分が錆びて腐食してしまったりという症状が現れます。屋根のコーティング剤は、年月が経つにつれ少しずつ剥がれていってしまいます。コーティングは、屋根から室内への水の浸透を防いでくれるなどの役割があります。屋根から室内へ水が浸透し続け、雨漏りをそのままにしてしまうと、建物の材料に影響を及ぼしてしまいます。
カビやシロアリの発生の原因になる
雨漏りの装置は、カビやシロアリの発生の原因にもつながります。特にシロアリは、一度発生してしまうと家全体が崩れてしまうという大きなトラブルを引き起こす場合もあります。カビやシロアリは、湿った場所を好みます。雨漏りを放置するということは、すなわちシロアリなどを引き寄せてるということになります。シロアリで大きな被害を出さないためにも必ずメンテナンス等で雨漏りを防ぎましょう。
急な雨漏りにも対応可能!正しい応急処置とは?
雨漏りが起きた場合、応急処置としてどんなことを行うと良いのでしょうか。雨漏り時に知っておきたい応急処置方法をご紹介します。
バケツを使った応急処置法
1番簡単な雨漏りの応急処置は、バケツを使った処置方法です。バケツを用意して、雨漏りがする場所に置いておくだけの簡単な方法です。水滴が他に広がらないよう防いでくれるので、応急処置にぴったりです。
しかし、バケツは音が響くので中に雑巾などを引いて音を抑えるとより良いかもしれません。
雑巾を使った応急処置法
バケツがないという場合には、雑巾やタオルで防ぐようにしましょう。雨漏り初期の段階であれば、そこまで多くの量が落ちてこないため、雑巾で十分なレベルと言えるでしょう。ただ、長くは続かない応急処置になりますので、必ず雨が落ち着いたらすぐに業者に見てもらうことをおすすめします。
ブルーシートと土嚢(どのう)を使った応急処置法
災害前の対策として行いたいのが、ブルーシートと土嚢(どのう)を使った応急処置法です。大量の雨漏りを起こす場合には、屋根本体を覆って雨漏りが起きないように対策を行うと良いでしょう。また土嚢は、予め用意する必要がありますので、あくまでも雨漏り悪化を防ぐ対策として行うことをおすすめします。
屋根の雨漏りの原因を突き止めて素早く修理をしよう
屋根の雨漏りは、長く住み続けると起きてしまう一つの家の劣化現象です。しかし、定期的なメンテナンスを繰り返すことで、雨漏りを起こす前に劣化してしまう場所を見つけることができます。雨漏りが起きた時の応急処置などもご紹介しましたので、ぜひこちらを参考に修理いらずな家づくりをしていきましょう。
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