鉄筋コンクリートは結露しやすい!万全な湿気対策を!
鉄筋コンクリートの家に住んでいると、窓が結露していることが多いのではないでしょうか。
実は鉄筋コンクリートは湿気がこもりやすく、万全な湿気対策をしていないと結露やカビの原因となってしまいます。
この記事では、鉄筋コンクリートが結露しやすい理由や湿気対策についてご紹介します。
ぜひご活用ください。
□鉄筋コンクリートが結露しやすいのはなぜ?
鉄筋コンクリート(RC)の建物は、結露しやすいという事実があります。
なぜなら、鉄筋コンクリート自体の特徴に原因があるからです。
鉄筋コンクリートは、気密性が高く調湿性が低いことから、湿気が室内にこもりやすいことも1つの原因です。
鉄筋コンクリートは木造よりも気密性が高いので、その分湿気を逃しにくくなっています。
そして木造のように調湿性が高くないので、適度な湿度に調整するのが難しい傾向にあります。
室内の水分量が多い状態が保たれてしまうので、結露が発生しやすくなっているのです。
□湿気対策をご紹介!
それではどのようにして湿気対策を施せば良いのでしょうか。
大きく3つに分けると、換気と除湿、そして水分の拭き取りをすることが大切です。
*換気
湿気対策には、空気の循環を良くすることが必須条件です。
換気扇を回したり、窓を開けたりして換気を促しましょう。
*除湿
除湿器やエアコンのドライ運転、除湿剤を活用して、部屋の湿度を40パーセントから50パーセントになるよう調節しましょう。
湿気が気になる時は、洗濯物の室内干しや石油ストーブの使用はおすすめできません。
また、睡眠中は体からかなりの水分が放出されるため、起床時の結露の原因となります。
就寝する3時間前から除湿器を回しておくと良いでしょう。
*水分の拭き取り
水分が蒸発するということは、空気中の水分が増えるということです。
お風呂場やキッチン、手洗い場の水分は使用後に必ず拭き取っておきましょう。
□まとめ
鉄筋コンクリートの湿気対策について解説しました。
鉄筋コンクリートは外気の影響を受けやすく、気密性が高いという特徴から、結露しやすくなっています。
今回ご紹介した3つの湿気対策を参考に、室内の湿度を低くできるよう対策してみましょう。
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