フローリングに傷が目立ってきたり、劣化が気になったり、フローリングの張り替えを意識し始めるタイミングは人それぞれです。
リビングのような広い空間のフローリングの張り替えには、費用はどれくらいかかるのでしょうか。

今回は、20畳のフローリングの張り替えのタイミングや必要な費用を解説します。

□20畳フローリング、いつ張り替えるのが正解？

フローリングは、10年から20年ほどで劣化がみられるようになります。
劣化というのは、具体的には床の凹みや傷、色褪せ、沈みなどです。
このような症状がみられるようになったら、そのフローリングは張り替え時でしょう。

ただし、1点注意が必要なことがあります。
それは、床鳴りやきしみ、たわみが気になる場合には、床下地の異常が考えられることです。
もし床下に異常がある場合には、たとえフローリングを新しく張り替えてもすぐにまた同じような不具合が生じるようになってしまいます。
そうなると床下の異常の原因を突き止めない限り、費用はかさむ一方になってしまいます。

そうならないためには、当社のような住宅診断業者に床下の異常の確認を依頼しましょう。
もしご自宅のフローリングで床鳴りやきしみが気になる場合には、ぜひ一度当社にご相談ください。

□20畳フローリングの張り替え費用はどれくらい？

20畳というと、かなり広いスペースなのでフローリングの張り替え費用もかなり高額になります。
費用相場としては、およそ20万円から50万円程度で、張り替える床材によって異なります。
かかる日数は4日から6日程度です。

フローリングの張り替えには、張り替えと上張りの2種類があります。
張り替えは古い床材と取り替える方法で、上張りは新たな床材をそのまま上に被せる方法です。

比較的費用が少なくて済むのは上張りですが、厚みの分だけ部屋全体の床の高さが上がるので、敷居や備え付けのクローゼットと高低差が変わってしまうかもしれません。

また、フローリングの下地に腐食やシロアリがあっても対処不可能になってしまうので、費用が少なくて済むからと安易に決めないほうが良いでしょう。

□まとめ

今回は、20畳のフローリングの張り替えのタイミングやかかる費用について解説しました。
費用は張り替える床材によって異なりますが、およそ20万円から50万円程度と考えておくと良いでしょう。
ただし、床鳴りやきしみがある場合には、一度当社のような住宅診断業者に調査を依頼するようにしてください。