建て替えとリフォームの違いについて解説します!
「建て替えとリフォームのそれぞれのメリット・デメリットを知りたい」
このようにお考えの方は多いでしょう。
そこで今回は、建て替えとリフォームのメリットとデメリット、違いを紹介します。
□建て替えとリフォームの違いを紹介します
建て替えとは、既に建築されている建物を解体・撤去し、新たに住宅を建築することを言います。
リフォームとは、住居の改築や改装のことで、特に内外装の改装や間取りの変更を行います。
建て替えとリフォームの大きな違いは、工事の内容や費用に関してです。
まず工事内容の違いは以下の通りです。
・建て替えは基礎部分から取り壊し、新しく建て直すこと
・リフォームは建物基礎部分を残して、部分的に改修すること
基礎部分の工事は大掛かりな工事なので、既存の建物の骨組みを活かすのか、新しくつくり直すのかによって、工事内容は大きく異なってきます。
次に、かかる費用は以下の通りです。
・建て替えは約1500万円~3000万円
・リフォームは平均約400万円
リフォームに関しては規模によって費用が大きく異なるので注意が必要です。
こうしてみると費用も大きく異なってきますね。
□建て替えとリフォームのメリットとデメリットをそれぞれ紹介します
まず、建て替えのメリットは、間取りを理想通りに変更できることや新しい家に住めることです。
基礎部分まで解体するため、間取りの理想を叶えやすく、地盤の改良も行えます。
また、建て替えた後に新鮮な気持ちで過ごせるというのもメリットですね。
デメリットは、新築を建てる際と同じくらいの手間がかかることや、工期が長いことが挙げられます。
打ち合わせや住宅ローンの申請、解体工事、着工と建て替えは手順が多いため、計画から完成までに手間と時間がかかります。
完成までに1年はかかると考えておいた方が良いでしょう。
次に、リフォームのメリットは工事期間が短いことや減税処置があることです。
住居解体の必要がないため工期が短く、税金も軽減される可能性が高いです。
例えばマイホームをリフォームする際には、新たに不動産を取得するわけではないので不動産取得税がかかりません。
また、50万円以上の工事費用をかけた省エネ改修工事・耐震改修工事・バリアフリー改修工事には固定資産税の減税措置が適用されます。(適用される改修工事の時期は令和4年3月31日まで)
デメリットは、間取りを理想通りに変更できない場合がある点や、地盤の改良ができない点です。
柱や階段の位置変更を行おうと考えても、住宅の強度の関係で間取りの変更ができなかったり、地盤が緩んできたので改良がしたいという場合に対応できなかったりする点はデメリットです。
□まとめ
今回は、建て替えとリフォームのメリットとデメリット、違いを紹介しました。
リフォームの方が建て替えよりも工期が短く費用が安いですが、自分の理想を叶えにくいです。
どちらがご自身に合っているか検討しながら、建て替えかリフォームかを選択しましょう。
何かお困りごとがございましたらお気軽にご相談くださいね。
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