フローリングのきしみを放置してはダメ!対処方法をご紹介!
住宅のフローリングできしむ箇所があっても、放置している方が多いと思います。
しかし、そのきしみは放置しない方が良いです。
この記事で、その理由と対処方法を紹介するので、ぜひ参考にしてください。
□フローリングのきしみはなぜ放置してはいけないのか
フローリングのきしみは、音が鳴った際は気になりますがその後忘れたり、きしみに慣れて意識しなくなったりして放置する方が多いです。
しかし、放っておくと問題が発生するリスクがあります。
以下で、きしみを放置しておくと起こる可能性のあるリスクを2つ紹介します。
1つ目は、フローリングに隙間ができ、黒ずみが発生することです。
木材の膨張や収縮、劣化によって隙間ができた場合は、放っておくと元に戻らなくなることがあります。
また、その隙間に砂やゴミが入り、黒ずむ可能性もあります。
その状況は、衛生的にも悪いため、汚れがひどくなる前に対処しましょう。
2つ目は、シロアリの大量発生です。
床のきしみの原因として、シロアリによる食害が考えられます。
シロアリが繁殖しやすいのは床下のような、光が届かず湿気の多い場所です。
シロアリはすぐに大繁殖するため、もし床のきしみがシロアリによるものだった場合、さらに被害が広がる可能性があります。
床下だけでなく柱や天井の木材、壁まで食い散らかされると、住宅の耐久性が低下します。
被害が広がる前に、シロアリを駆除することが大切です。
□フローリングのきしみへの対処方法とは
ここでは、下地から上できしみが発生している場合と、下地とフローリングの間に隙間ができている場合の対処方法を紹介します。
前者の場合では、木材と木材が組み合わさっている凸凹の部分が擦れることで音が出ている可能性があります。
この場合は、カッターをフローリングの間に入れ、隙間を少し開けることで、きしみが解消される場合があります。
しかし、この方法は床暖房では使えないため注意しましょう。
後者の場合では、フローリングの裏に接着剤がしっかりと塗られていないことで、隙間ができ、きしみが生じている可能性があります。
この場合は、充填剤を入れることできしみをなくせる場合があります。
□まとめ
今回はフローリングのきしみを放置してはいけない理由とその対処方法を紹介しました。
きしみを放置しておくと、黒ずみが発生したり、シロアリが大量発生したりするなどのリスクがあります。
そのため、できるだけ早く修理することをおすすめします。
住宅のコンディションを知りたい方は、ぜひホームインスペクションを行なっている当社にお任せください。
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